告 知

『根の研究』および根研究会関連の講演・発表要旨の執筆者の皆様へ

著作権の一部委譲のお願い

2009年6月17日

根研究会 会長 唐原一郎
『根の研究』編集委員長 犬飼義明

 このたび根研究会の会誌『根の研究』が,(独)科学技術振興機構(JST)による電子アーカイブ事業の対象誌に選定されました.これにより,創刊号から2007年発行の第16巻までのすべてのバックナンバーに掲載のコンテンツのうち,学術論文および根研究集会・受賞講演・シンポジウム・セミナー等の要旨集が電子化され,JSTが運営する Journal@rchiveで全文PDFが無償公開されます.また,2008年の第17巻以降については,JSTが運営するJ-Stageにて,冊子体の発行から数週間遅れでの無償公開を開始しています.これらにより,根研究の成果の社会還元が進むとともに,国内外の学術データベースとの連携向上が期待されます.
  『根の研究』に掲載のコンテンツについて,2000年以降は,投稿規定のなかで根研究会に著作権が帰属することを明記していますが,それ以前は,著作権に関する規定がありませんでした.また,『根の研究』に再掲している研究集会等の要旨については,2000年以降も含めて著作権に関する明確な取り決めがありませんでした.
  このたびの電子化・公開を機に,要旨を含めた『根の研究』のすべてのコンテンツについて,著者(もしくはご遺族)の皆様から,著作権の一部,すなわち,学術目的のために,著作物の一部または全部を複製し,公衆発信する権利,および,これらの権利を第三者(例えばJSTやJST連携先のデータベース・図書館等)に行使させる権利を根研究会へ譲渡して頂き,また,これらの行為により収入が生じた場合は,その収入を本会の運営費用に充てることをお認め頂きたく,お願い申し上げます. なお,著者ご自身が,寄稿したコンテンツを複写・引用・再配布することは,これまでと同様にできることを申し添えます.
  本来ですと,個別にご連絡して譲渡の許諾をお願いすべきところですが,コンテンツの数が膨大であり,また,連絡先が不明もしくは故人となられた著者もおられることから,この告知(『根の研究』第18巻第2号および根研究会ホームページに掲載)により,譲渡をお願い申し上げる次第です.万一,この件に関しまして承諾していただけない場合,あるいはご不審の点がある場合は,2009年8月31日までに本会事務局に文書または電子メールでお申し出下さい.承諾していただけなかった場合にはアーカイブの対象とは致しません.お申し出のなかった著作物につきましては,ご承認いただけたものとして電子アーカイブ化の作業を進めさせていただきます.なお,本会は,このお知らせが著者のみなさまの目に触れることを前提としておりますが,期限までにこの件をお知りになる機会がない場合もありえますので,期限以降におきましても当事者からのお申し出があれば,当該著作物の電子公開は可及的すみやかに中止いたします.

連絡先:
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東京都中央区新川2-22-4 新共立ビル2F
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E-mail: neken2014@jsrr.jp

以上